かいたひと:きんとん
以前投稿された、百合文研のとある記事はこのような文章から始まります。
アイドルマスターというコンテンツにおいて、百合はサイドメニューにすぎない。
https://ku-yuribunken.hatenablog.com/entry/2026/02/11/222253
うるせ~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!! 知らね~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!✟ 𝐽𝑢𝑠𝑡𝑖𝑐𝑒 𝑓𝑜𝑟 𝐺𝑖𝑟𝑙𝑠.✟
もくじ
はじめに
Justice for Girls. 新入生のみなさん、ごきげんよう。
やけに難解な入学準備やら何やらで慌ただしい時期もすっかり過ぎ、すっかり5月になってしまいました。もう大学の雰囲気も掴んでいるのではないでしょうか。学部に友人ができたり、入りたいサークルを固めた方も少なくないでしょう。弊会はドアをいつでも開けていますので、ぜひ一度お越しください。
さて、挨拶も済んだところで、ここからはTHE IDOLM@STER SHINY COLORS の話をします。
アイドルマスター。 しっかり触れたことはなくとも、ほとんどの方が名前を聞いたことがあるコンテンツでしょう。アニメ、マンガ、ゲーム、リアルライブなどを幅広く展開し、20年の長きに亘って愛され続けているクソデカアイドルコンテンツ です。(20年と言えば百合姫と同い年ですが、実はどちらも2005年7月にスタートしている”同期”だったりします)
近年では最新シリーズである『学園アイドルマスター』 の隆盛も目覚ましく、常に最前線を走り続けている作品群、という印象があります。筆者は学マスから入ったド新人ですが、それ以前もやはり視界に入り続けていたコンテンツです。
さて今回はそんなアイドルマスターシリーズの一つであり、8周年を迎えた『アイドルマスター シャイニーカラーズ』 (以下シャニマス)に着目し、これを”百合的な観点から”布教、ないしコミュ の提示 を行います。
本記事は筆者がシャニに興味を持ったとき、百合好き向けのマップが見当たらずそこそこ大変な思いをしたがために生まれた記事です。同時に、本記事で紹介される内容は全ていち百合オタクの主観と独断と経験と偏見のみに基づいている ことをここに宣言します。ご理解ください。(つまり、「百合好きで」かつ「シャニマスを読もうとしている」人が対象の記事です。本記事が第5.5回になっているのは、ターゲットをかなり絞ってしまった自覚があるためです) では、やっていきましょう。
【重要】それなりに量があります。本記事もコミュも、全部読む必要は全くないです。 ※本記事ではゲームシステムやプレイ方法についての解説は行いません。調べれば参考になる記事がたくさん出てくると思うので、そういった記事も見ながら読み進めるのをオススメします。
※また、本記事はシャニマスにドハマりして4か月ぐらいの初心者オタクが書いています。(MOIW2025ありがとう)「初心者による初心者のための布教記事」という意味もあるので、玄人の方は生暖かい目で眺めていただけると幸いです。
本記事の対象読者
・シャニマスを始めたものの、どう読み進めればいいか分からない百合好き
・学マスでカップリングを愛好しており、他マスにも興味のある人
・シャニマスのことはわからないが、デケえ百合を探している百合オタク
・オタクがベラベラ書いているのを見たい人
新入生は?
本記事の目的
シャニマスに興味を持った百合オタクを引きずり込むことです。何も知らない人に魅力を説明するというより、少し興味を持っている人間を引きずり込むための準備です。
本記事で扱う用語
コミュ: 慣例にならい、シナリオやカードに付属する小話のことをまとめて”コミュ”と呼称します。本記事では、
「共通コミュ」(アイドルごとのメインシナリオ)
「カードコミュ」(カードに付属する小話。アイドルの根幹に触れるものも多々ある)
「イベントコミュ」(通称イベコミュ。ユニット内での関係にフォーカスしたもの)
の3つを中心として解説します。なお、コミュやその解放方法については以下が詳しいです。
note.com
シャニマス: 「シャニマス」と一口に言っても「enzaシャニマス」(ブラウザゲー)と「シャニソン」(音ゲー)があるのですが、本記事ではブラウザゲーとしてのシャニマス(=enza)を扱います。シャニソンも興味があったらやってくださいね。ソンのおすすめコミュは『エコオトピア』です。
また、本記事ではそれぞれのコミュに対し、☆の記号で「筆者がどれぐらい読んでほしいと思っているか」を表現します。(≠評価 )
(正直こういう区分はあまりしたくないのですが、最善の選択肢として常にある「全てを読む」は不可能に近い ので、苦肉の策としてこの手段を採っています。客観的なものではないことに注意してください。) 時間的な余裕がない方などはこれを参考にどうぞ。
★★★★★:大トロ。ぜひとも読んでほしい。
★★★★☆:読んでいればさらに楽しくなるので読んでほしい。
★★★☆☆:急ぎでないのなら、ぜひ読んでほしい。
シャニマスについて
shinycolors.idolmaster.jp
shinycolors.enza.fun
シャニマスの世界についても軽く説明しておきましょう。彼女らが所属するのは283(ツバサ)プロダクションという芸能事務所。ユニット単位での活動を主軸としており、コミュも基本的にはユニット内の関係性や、個人の内面の掘り下げがメインです。 シャニを百合のオタクに勧めたいのはそういうわけです。
また、ゲーム媒体という特性もあって、コミュは「物語」というより、「エピソードの集積」 という面が強いです。生きてることは……物語じゃ……ないから………… 時系列はありますが語られるものはあくまで断片に過ぎず、 各アイドルの人格やそれに伴う百合的な理解は、読者の脳内でこそ立ち現われます。 何を言っているのか分からないとは思いますが、散らばっていたピースが突然全て嵌まり、頭の中でアイドルの人格、そしてCPがハッキリ見える瞬間があります。本記事はそれをサポートするためのものです。 いくぜ!
イルミネーションスターズ
?「シャニで好きなカップリングは?」 おれ「𝒊𝒍𝒍𝒖𝒎𝒊𝒏𝒂𝒕𝒊𝒐𝒏 𝑺𝑻𝑨𝑹𝑺」
シャニマスの看板ユニット 、イルミネーションスターズさんです。櫻木真乃さん、風野灯織さん、八宮めぐるさん のいわゆる”サンコイチ” 的な関係性が魅力です。 三人ともが他の二人を大好きだと想い合っており、コミュでのやり取りも微笑ましいものが多いです。時には自分たちの関係にも向き合いながら、時間と対話を積み重ねていく様子は誰しもに目撃していただきたいものです。『ヒカリと夜の音楽、またはクロノスタシス』をよろしくお願いします。
百合オタクの中でも、特に𝑯𝒂𝒑𝒑𝒚で𝑺𝒘𝒆𝒆𝒕なカップリング萌えを主軸にしている方 に勧めたいところ。三人で見事なトライアングルを形成しており、特にカードのコミュは健康に良いものが多いです。
個人について掘り下げたWING~STEPも読むと嬉しいのですが、ユニット内での関係に興味があるのならやはりイベコミュがメインになるでしょう。一応それら共通コミュの位置も示しておきます。
さて、オススメするコミュは以下の通りです。イルミネさんは時系列が強固でないので基本どこから読んでも大丈夫 だと思いますが、一応実装順に並べておきます。
(WING) Light up the illumination Catch the shiny tail(ファン感謝祭) 【チエルアルコは流星の】八宮 めぐる Star n dew by me(GRAD) くもりガラスの銀曜日 【まわる音色、君色のかおり】櫻木 真乃(Landing Point) 【幾星霜の先に】風野 灯織 【スローリー・メモリー】八宮 めぐる 【オールウェイズ】八宮 めぐる ヒカリと夜の音楽、またはクロノスタシス 【だいすきだよ】櫻木 真乃 【花かんむりをあなたへ】八宮 めぐる
Light up the illumination
区分:イベコミュ
おすすめ度:★★★☆☆
シャニマス最初のイベコミュ。イルミネーションスターズさんの結成譚が語られます。トップバッターということもあって、雰囲気の紹介という面も強いと思います。今でこそ大の仲良しのお三方ですが、少しずつ距離を詰めていくフェーズはちゃんとあったのです。
Catch the shiny tail
区分:イベコミュ
おすすめ度:★★★★☆
「真乃は、わたしの隣にいてほしいっ」
アイドルユニット・イルミネーションスターズ。センターを任されているのは真乃さんです。 しかし真乃さんは、どうして自分がその立ち位置なのか掴めず、悩んでしまいます。イルミネさんにとっての「センター」の意味。 真乃さんを中心に、その意味を自分たちで定義していく話です。以降の三人の関係に、一つの方向性を与えるコミュだと思います。大好きなコミュ。
【チエルアルコは流星の】八宮 めぐる
区分:p-SR(恒常)
おすすめ度:★★★★☆
イルミネさんの話、というよりかはめぐるさんの話です。 後ろで紹介するStar n dew by meにボコボコに殴られるために ぜひ読んでほしいです。 めぐるさんの自他に対する意識はいささか特徴的で、彼女がイルミネにいることの嬉しさが上がると思います。 これはシャニマス全体に通底していると思うのですが、各アイドルの多面性を大切にしているように感じられます。 だれかを一つの属性や記号で語るのは容易ですが、人は往々にして複数の面を持っています。そういったシャニマス的な価値観を示すコミュでもあるので、読み方に慣れるという意味でもおすすめかもしれません。 ちなみにチエルアルコ=ĉielarkoは、エスペラントで「虹」という意味です。
そのうち読みたい:【わがままサンライズ】(p-SSR 八宮めぐる)
Star n dew by me
区分:イベコミュ
おすすめ度:★★★★★
「真乃と灯織は、わたしの……特別……」
オニゴッコ番組の企画で、学園祭にお呼ばれされた三人。学園祭を楽しみながらオニから逃げるものの、捕まっためぐるさんがオニ側になってしまい――――。 『Catch the shiny tail』が真乃さんの位置を示すものであったのなら、これはめぐるさんの位置を示すものでしょう。 イルミネーションスターズという空間で、めぐるさんが真乃さんと灯織さんのそばにいる「意味」 を教えてくれるコミュです。あまりにも真っすぐに語られる「あなたが好き」 が強力です。 読み終わったらWe can go now!を聴いてください。後生です。
くもりガラスの銀曜日
区分:イベコミュ
おすすめ度:★★★★☆
「私、ふたりと一緒にいられることがうれしいんだ」
このコミュ、何か劇的なことが起こるわけではないのですが……”静 ”に振り切った空気感がとてもいいのです。イルミネさんの時間の積み重ねが見えるコミュです。 イルミネさんは外から見ても大の仲良しで、もうお互いに知らないことなんてないのではないかと錯覚してしまいそうになります。 けれど、実のところは三人はそれぞれが「他者」であることにそこそこ自覚的に思えます。 ひとの心の手前に置かれた「くもりガラス」 を前にして、どういう態度を取るのかがすごく素敵なコミュです。 あとたい焼きの話もします。
たい焼きの話をする百合はいい百合
【まわる音色、君色のかおり】櫻木 真乃
区分:s-SR
入手手段:ショップ→イベント→チケット交換→育成イベント
おすすめ度:★★★☆☆
まのめぐです。お前を萌え殺します。 (1/4)
【幾星霜の先に】風野 灯織
区分:s-SR
入手手段:ショップ→イベント→チケット交換→育成イベント
おすすめ度:★★★☆☆
まのひおです。お前を萌え殺します。 (2/4)
【スローリー・メモリー】八宮 めぐる
区分:s-SR
入手手段:ショップ→イベント→チケット交換→育成イベント
おすすめ度:★★★☆☆
めぐひおです。お前を萌え殺します。 (3/4)
【オールウェイズ】八宮 めぐる
区分:s-SSR 八宮めぐる(限定)
おすすめ度:★★★☆☆
筆者は……イルミネーションスターズさんのことが本当に好きで……。イルミネさんと言えども流石に常に三人一緒ではなく、お仕事の都合で二人だけになることもあります。 そういう時にする話が「あと一人」の話 なのが本当に嬉しくて……。
ヒカリと夜の音楽、またはクロノスタシス
区分:イベコミュ
おすすめ度:★★★★★
筆者が一番好きなイベコミュです。本記事の半分は、このコミュを読んでほしいがためにあります。永遠がないことを理解した上で、イルミネがなぜイルミネでいられているのか を教えてくれるコミュだと思っています。 私たちが物語の登場人物を見るとき、大小さまざまにせよ「あくまでフィクションの登場人物だから、こういうことは知らないだろう」という視点――言わばお約束があります。それは登場人物が根っこから善性のみで出来ていることだったり、あらゆる悪意を知らなかったりすることだったり、永遠を疑いなく信じている ことだったりします。それは別に批判されるべきことではないですし、煌々と光るそれに救われる人もいるでしょう。
ただ、本コミュで語られるのは「そうではない」 ということです。
確かにイルミネのお三方は根っこからの善人ですし、そして三人はいつも一緒にいます。しかしそれが「フィクション的なお約束」ではなく、「彼女たちの願い・選択・祈り」 の結果であることを教えてくれるコミュです。
読み終わった後には『STARRY PLACE』を聴くのがオススメです。
【だいすきだよ】櫻木 真乃
区分:s-SSR (トワイライツコレクション)
おすすめ度:★★★★☆
ナチュラルにカップリングで殴ってくるカードはこちら!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 「イラストはこんなんだけど、どうせブライダルのお仕事の話で終わりでしょ?」←飛ぶぞ 一緒に『KoiKyun!』も聴くと本当に楽しくなれると思います。
ありがとうございます。
【花かんむりをあなたへ】八宮 めぐる
区分:s-SR
入手手段:コラボフェス(そのうちチケ交換に出てくると思います)
おすすめ度:★★★☆☆
まのめぐです。お前を萌え殺します(4/4)
樋口円香さん→浅倉透さん
「知ってる わかってる 私だけは 浅倉透を」
ノクチル は市川雛菜さん、福丸小糸さん、樋口円香さん、浅倉透さんの四人からなる、高校生&幼馴染ユニット です。本記事が着目するのは高学年組であるお二人――というか、樋口円香さんから浅倉透さんに向けられる感情 です。なんと二人は家も隣。
さて、百合のオタクは少なからず感情のオタクでもあると信じているのですが 、特にそういう人間をボコボコに殴り倒す矢印がこれだと思います。 基本的には円香さんのコミュの紹介になると思いますが、透さんも併せて読んでいると楽しい――場合によっては苦しい ――と思います。
両想いのカップリング♡というよりかは、「同性の幼馴染に感情を無茶苦茶にされ続けている人間」 の話という感があります。肌を焼くような執着 と独占 と憧憬 と窒息 と、激情 がそこにあります。かなり百合のオタク向けに言えば、武田綾乃作品が好きな人は好きそうという偏見を持っています。(『立華高校マーチングバンドへようこそ』はいい作品ですよ)
さて、時系列がある程度あるので、イルミネさんとは違って順番に読むことをそこそこオススメしています。おれの考えたデッキはこれや――――
【283プロのヒナ】浅倉 透 (透さんWING) 円香さんWING 天塵 【ギンコ・ビローバ】樋口 円香 円香さんファン感謝祭 【UNTITLED】樋口 円香 (透さんGRAD) 円香さんGRAD 【ピトス・エルピス】樋口円香 円香さんLanding Point 【オイサラバエル】樋口 円香 天檻 【ハシルウマ】樋口 円香 【ダ・カラ】樋口 円香 【漠漠】樋口 円香 円香さんSTEP 【フリークス・アリー】樋口 円香 【fuka】樋口 円香 【ジャンク・ション】樋口 円香 【ナカキヨノ】樋口 円香 コースティクス・ノクチルカ 【アマテラス】樋口 円香 【露色】樋口 円香
【283プロのヒナ】浅倉 透
区分:s-R
おすすめ度:★★★★☆
「いいじゃん 樋口がわかってれば」
最初期のカードですが、浅倉透さん→樋口円香さんが、端的かつ強力に語られています。コミュ自体は一瞬で読めるので、ひとまず頭の片隅にでも置いておくと嬉しいかもしれません。
円香さんWING
区分:共通コミュ
おすすめ度:★★★☆☆
最初のメインコミュであり、樋口円香さんの紹介でもあります。 (時に記号的に語られがちな)円香さんのシニカルさについて奥行きが出るので、筆者はオススメしています。透さんWINGも合わせて読むと……いいと……思います……。
天塵
区分:イベコミュ
おすすめ度:★★★★☆
「透にできることで、私にできないことはない」
アイドルとしてのノクチルに舞い込んできた初仕事。しかしどうも、雲行きが怪しいようで――。 ノクチルさんの最初のイベコミュ。ユニット紹介でもあります。 彼女たちは幼馴染という閉じた関係性を持ったまま 、アイドルという海に漕ぎだします。それまでは内部だけで完結していた関係性が外の世界に晒されたとき、彼女たちはどう立ち回るのでしょうか。
四人のノクチル内での立ち位置を示しながら、それぞれの大切にしているものが分かるコミュだと思います。円香さんにとってのノクチル、みたいなものが見えて嬉しいコミュです。
【ギンコ・ビローバ】樋口 円香
区分:p-SSR(限定ですが、4/22に配布されます)
おすすめ度:★★★☆☆
「……あの映画は、できればひとりで観たいものでした 感想を言葉にしなくていい時、しばらくの間、誰とも話さなくていい時に」
円香さんのコミュにおいては「美しさ」 について継続的に語られます。このカード自体は主としてシャニPと円香さんの話なのですが、本コミュではその「美しさ」について初めて触れられます。
円香さんが持つ優しさや、言葉への真摯さが見れるコミュです。
「ぐちゃぐちゃに引き裂かれてしまえばいいのに」
円香さんファン感謝祭
区分:共通コミュ
おすすめ度:★★★☆☆
「一方的に照らされて 一方的に視線を受ける…… ここは本当にアンフェアな場所」
どちらかと言えばこれはノクチルさんのコミュなのですが、円香さんがステージや自身の歌をどう見ているのかが語られます。
【UNTITLED】樋口 円香
区分:s-SSR(恒常)
おすすめ度:★★★★☆
「知ってる わかってる 私だけは 浅倉透を」
誰しもが浅倉透さんのカリスマ性に目を奪われる中、樋口円香さんは「自分だけは浅倉透を特別視しない、『見ていない』」 ことを語ります。「私以外は」 の「以外」 の中に、同じく幼馴染であるはずの小糸さんと雛菜さんまでもが含まれている のがどうしようもなく怖いところです。
「見ない」 という円香さんの主張を知った上で、今一度カードイラストを見てほしいです。
「見てた?」 「見てない」
円香さんGRAD
区分:共通コミュ
おすすめ度:★★★☆☆
【ギンコ・ビローバ】でも語られた樋口円香さんの真摯さを、さらに深く掘り下げるコミュだと思っています。
一応百合サークルの記事ということで百合の話をしないといけないとは思っているのですが、円香さん→透さんの話をするなら樋口円香さん自身の話が必要 だとも信じているので、こういうコミュも勧めています。素直にいいコミュです。
【ピトス・エルピス】樋口 円香
区分:p-SSR(限定)
おすすめ度:★★★★★
これも一つの「美しさ」 の話だと思います。曖昧で何を指しているのかが掴みづらい「美しさ」ですが、円香さんは確かな正解を持っているように見える 、とシャニPは観察します。 ちなみに、樋口円香さんのメンバーカラーは赤 です。 ギミックが特殊なので、画面をしっかり見ながら読むことをオススメします。
「樋口円香には激情がある」
円香さんLanding Point
区分:共通コミュ
おすすめ度:★★★☆☆
「色は混ざると濁るけどね 光は混ざると――」照明スタッフ
樋口円香さんのキーワードと言えば「歌」「美しいもの」「激情」 ですが、本コミュはファン感謝祭や、【ピトス・エルピス】から続く、樋口円香さんと歌 の話です。メインコミュなので基本的にはPとの話ですが、樋口円香さんの激情の一端 が見れるので好きなコミュです。円香さんの激情の根源に徐々に近づいていきます。
【オイサラバエル】樋口 円香
区分:p-SSR(恒常)
おすすめ度:★★★★☆
「枯れたものは枯れたもの それを美しいとは私は言えない」
オイサラバエル――老いさらばえる。 廃墟でのロケから、時間と、それに伴う盛衰について語られます。ドライフラワーという、最も鮮やかな瞬間を切り取って吊るすもの から、「美しいもの」 について展開する話です。 円香さんが今までドライフラワー作り――美しいものを美しいままに留めること ――に失敗していたことを含めて面白いコミュだと思います。 余談ですが、「美しさ」のように、コミュの積み重ねで一つの感情をゆっくりと磨き上げていく様がかなり好きです。徐々にピントが合っていき、バチリと像が顕現した瞬間は何物にも代えがたい脳汁です。
ところで、スターチス はドライフラワーでは定番の花だそうです。
天檻
区分:イベコミュ
おすすめ度:★★★★★
「歌 私の聴きたい歌」浅倉透
ノクチルのイベコミュです。天塵では食われる側だったノクチルが、食う側に移りつつあることが語られます。
樋口円香さんから見た浅倉透さんについては、よく語られる印象があります。(これは円香さんが内心での言語化に積極的なのも一因でしょうが)では「浅倉透さんから見た樋口円香さん」は? 本コミュはその一端が見れるものです。透さんのGRADを先に読んであるといいかもしれません。「息してる」 がどれほどの賛辞であることでしょう! 併せて読みたい:【fuka】樋口 円香
【ハシルウマ】樋口 円香
区分:s-SSR(恒常)
おすすめ度:★★★★☆
「――――影絵が走る もう隣合わせではないと知らずに」
「夢」 という要素から、樋口円香さんの浅倉透さんに対する感情をほどいていく コミュ……のように思います。
円香さんはアイドルとして走り出しましたが、本当に透さんと併走できているのでしょうか。次に紹介する【ダ・カラ】に通じる気がします。 勧めておいてアレですが、筆者は初見のとき「❓」になったので分からなかったら後で読み返すのがオススメです。
「全部、夢 全部全部、くだらない夢」
【ダ・カラ】樋口 円香
区分:s-SR
入手手段:ショップ→イベント→チケット交換→育成イベント
おすすめ度:★5兆
「見える世界に 美しいものはなかった」
「全て」です。先に述べたキーワードである「歌」「美しいもの」「激情」 その全てがただ一点に収束します。
【漠漠】樋口 円香
区分:s-SSR(限定)
おすすめ度:★★★☆☆
樋口円香さんは、どうしてノクチルにいるのでしょうか?
円香さんSTEP
区分:共通コミュ
おすすめ度:★★★★★
「ねえ、どこで買った? このチョコ」
STEP編では共通して、各アイドルの「アイドルになる前」の話 が描かれます。円香さんの自室がドライフラワーで埋め尽くされている こと含めて、有数に強烈なコミュでしょう。端的に言ってしまえば、樋口円香さんに付き纏い続ける「浅倉透」という呪い の話でしょうか。 円香さんはPに対して特別シニカルな行動をとりますが、その根源的な理由が見られるコミュでもあります。 【ダ・カラ】と併せてどうぞ。
【フリークス・アリー】樋口 円香
区分:p-SSR(恒常) おすすめ度:★★★★☆
「……ダイヤの原石は綺麗ですよ 八面体の個性的な結晶は美しい カットするのが惜しまれるほど」 プロデューサー
これも「美しさ」 についてのコミュです。「吸血鬼屋敷のメイド長」という役を通して、円香さんが隠し続けていた激情が引きずり出されていく 話でもあるように思います。 映画監督が「円香さんが美しさを知っていること」に気づいていることも特徴的です。 スカウト時に円香さんは「ダイヤの原石」と評されましたが、カットはどこまで必要でしょうか。 憧憬は叶いうるものなのでしょうか。 【ピトス・エルピス】や、STEPで語られた「窒息」 から繋がる話でもあります。
「よかった、やっぱり持っているみたいだね 君にとっての美しいものを」監督
【fuka】樋口 円香
区分:s-SR
入手手段:ショップ→イベント→チケット交換→育成イベント
おすすめ度:★★★★★
「浅倉をこれ以上 わかろうとするな」
透さんと円香さんが上下で分断されたような構図 が特徴的なカードです。 円香さんと透さんの非常に近い距離感を改めて感じられるコミュではありますが、同時に強烈な相互不理解も感じさせる コミュに思えます。 百合のオタクは相互不理解が好き。おれも。
(おそらく)透さんが円香さんの寝顔を見ていたり、【UNTITLED】への意識がありそうです。
「できるかな 私も 樋口になるの 段々」
併せて読みたい:天檻、【UNTITLED】、【283プロのヒナ】浅倉 透
【ジャンク・ション】樋口 円香
区分:p-SSR(パラレルコレクション)
おすすめ度:★★★☆☆
パラレルコレクション ――――アイドルのIFの未来を描くカードです。 ある方は大成していたり、ある方はそもそもアイドルを辞めていたり。 樋口円香さんは後者です。窒息しそうな場所から逃げ出したとして、その先で気持ちよく息が吸えるとは限りません。亡霊は付き纏います。 ”パラレル”ではありますが、息苦しさという意味で【フリークス・アリー】や【ナカキヨノ】に通じる話だと思います。
【ナカキヨノ】樋口 円香
区分:s-SSR(トワイライツコレクション)
おすすめ度:★★★☆☆
「浅倉だけが先を行くように見えるのは 許せない」
本記事はとおまどの話として始まったはずなのに、樋口円香さんその人の話になっているのはそろそろお気づきでしょう。 連綿と続く樋口円香さんの「激情」の話に、【漠漠】やSTEPで語られた窒息感が加わって読み味としては結構ハードです。『コースティクス・ノクチルカ』と併せてどうぞ。 余談ですが、STEPと本コミュで円香さんの自室を比較すると面白いと思います。
コースティクス・ノクチルカ
区分:イベコミュ
おすすめ度:★★★★★
「違くて、ずっと 音」
「あ
その音」浅倉透
ノクチルさんのイベコミュではありますが、円香さん個人のコミュ でもあるように思えます。 これ以前のコミュで語られた、円香さんの息苦しさについて 掘り下げるコミュです。円香さんがアイドルを続ける意義とは何でしょうか? 本コミュでは明確に回収こそされませんが、透さんが円香さんの歌に言及する のも興味深いところです。(もしかしたら今後とお→まどの話をしっかりやる可能性もあるかもしれません。やってください 頼む) ノクチルのイベコミュだと筆者はこれが一番好きです。
【アマテラス】樋口 円香
区分:p-UR(恒常)
おすすめ度:★★★★☆
きっと呪いは解けたわけでなくて、 むしろ今までよりも強く呪いを自覚させられるのだと思います。しかし、選択をしたということが肝要に思えます。
【露色】樋口 円香
区分:s-SR(コラボフェス報酬
おすすめ度:★★★★☆
樋口円香さんの最新(2026/05/01現在)カードです。基本的には雛菜さんとの𝒄𝒖𝒕𝒆なコミュなのですが、円香さん自身の「色」 への模索が、以降に向けた布石であると感じます。今後また色の話をするコミュが出るのでしょうか。 ところで、雛菜さんにはどこまで見えているんでしょうか……。
余談:P(プロデューサー)について
ここからはちょっとだけ「プロデューサー」についてお話しようと思います。 プロデューサーの話をすると、百合のオタクにはやや渋い顔をされます。 これは正直、仕方ない話だとは思います。 シャニマスのジャンルはやはり「アイドル育成シミュレーション」ですし、「百合って言うけどアイドルはP、つまり自分に好意向けてくるんでしょ? 俺は存在したくないんだよな……」 と思うのは無理はないことです。というか筆者がそうだったのでよく分かります。 実際Pラブ要素(アイドル→Pの好意相当のもの)はアイドルによってはありますし、これを否定してしまうと人格そのものを否定してしまいそうになる方もいます。
しかし、です。シャニマスにおいてP≠自分という立場を取るのは、割と容易に思われます。 というのも、シャニマスはPに固有の人格を感じさせる部分がかなり多いです。 というかPがめちゃくちゃ喋る。マジでびっくりするぐらい喋る。 それゆえに、「俺」に喋っているというより、画面内にいる「プロデューサー」なる人物 に話しかけている印象が強いです。
もしあなたが学マスのプレイヤーなら、親愛度コミュのあの形を想像してもらえれば分かりやすいと思います。(余談ですが、学マスは顔ありPの二次創作が体感多いような気がしています。広Pとかをよく見かけますね) なので、男性キャラの存在自体は別に許せる、という方は案外普通に読めるのではないかと思います。 ただこんな風に言われても正直信じきれないと思うので、Pの人格を信じたい方には「YOUR/MY Love letter」(アルストロメリアのイベコミュ)をぜひ読んでほしいです。Y/MLlはある種「シャニPのコミュ」 でもあります。
おわりに
ここまで百合オタク向けにコミュを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。順番こそ示したものの、別にどこから読んでも大丈夫だと思います。 気になったら後から遡ればいいのです。
記事内では紹介しきれませんでしたが、以下のコミュもおすすめですので気になったらどうぞ。
・【別冊をとめ】杜野凛世
・【Summer for Us】大崎甜花
・【Fallin’ Snow in】 大崎甜花
・【Pomme pour toi】大崎甜花
・『流れ星が消えるまでのジャーニー』(イベコミュ・アルストロメリア)
・『好きの満ち欠け』(イベコミュ・アルストロメリア)
・SHHis、斑鳩ルカさん周りのコミュすべて(『セヴン#ス』(SHHisイベコミュ)までをどうか…)
今回は百合にフォーカスするという意図だったので立ち入りませんでしたが、シャニマス自体 に興味があるのであれば、サンデーうぇぶりで連載されている『アイドルマスターシャイニーカラーズ 事務的光空記録』 が非常におすすめです。(アプリなら全話初回無料です) 全アイドル――ひいてはコンテンツそのもの――の雰囲気が掴めると思います。
また、さらに網羅的に読みたいという方がいれば、実装順にまとめられた有志のスプシがあるのでそちらを見るのもいいかもしれません。
それでは!